WindowsのマウスジェスチャーはAutoHotKey(MouseGestureL)が便利でおすすめ!
一度導入すると、手放せなくマウスジェスチャーのツール。
(例えば、右クリックを押しながら←ストロークで、「戻る」の動作など)
ブラウザなどのアドオンで実現しているものはありますが、ブラウザだけでなくWindowsのエクスプローラを初め、その他のアプリケーションでも使えると非常に便利で手放せなくなります。
実現するツールはいくつかありますが、ここではAutoHotKeyを紹介したいと思います。
まず、AutoHotkeyについて。公式ページは英語なので、こちらのWikiが便利かと思います。
AutoHotKeyは、キーボードやマウスボタンのクリックなどを検知して、様々な処理を割り当てて実行させてしまう、と言う代物。
つまり、上で挙げたマウスジェスチャーに相当する動作も設定することが出来るのです。
ただし難点は、設定方法が専用のスクリプトを自分で記述しないといけないところ。その代わりに自由度は高いです。
でもご安心。マウスジェスチャー操作に限り、その関連設定をGUI化をして簡単に設定が行えるようにしたツールを作成された方がいます!
それが、「MouseGesture」(現、MouseGestureL)と言う、その名の通りのもの。
MouseGestureL.ahk
(上記のAutoHotKeyを入れておけばすぐに使えますが、入れなくても導入できるようになっています)
使い方の流れとしては、
ジェスチャーを設定
ターゲットを設定(どのアプリケーションで有効にするか。それ以外にも特定の種類のコントロール上といった設定なども可能。不要なら設定しなくても良い)
各ターゲットに対し、設定したジェスチャーごとに処理を割り当て
・・・と言う感じです。
実際に使ってみればすぐに感覚は掴めるかと思います。
一応注意としては、例えばエクスプローラに対し「戻る」と言った処理を「戻る」として明示的に設定することは出来ません。
ただ、エクスプローラはキーボードのショートカットで「Alt+左キー」が「戻る」に割り当てられています。
つまり、処理としては「Alt+左キーを発生させる」を設定すれば「=戻る」と言う訳ですね。
ショートカットキーはこの辺りが参考になるかと思います。
(意外なショートカットも見つかるかも)
Windows 用キーボード ショートカット(Microsoftサポート)
また複数ターゲットごとに同じジェスチャーに優先度が付けてそれぞれ別の操作を設定することも出来るので、右クリック←の動作を「戻る」としたとき、アプリケーションごとにそれに該当するショートカットキーが異なる場合などにも対応出来ますし、特定のターゲットを除外することも出来ます。
もちろん、単純なキー操作の発生だけでなくAutoHotKeyはさまざまな処理が設定出来、当然MouseGestureLも同じ設定が可能なのでかなり自由度の高さが魅力です。
(キー操作の発生以外、あまり使いませんけどね。。)
ただFireFox上での動作は、あまり正確に動いてくれなかったので、MouseGestureLはFireFoxの場合は除外に設定し、FireFoxのマウスジェスチャーアドオン(FireGestures)で代用しています。
(FireFoxのオススメのアドオンでも紹介しました)
allthewayfrom.hatenablog.com
是非使ってみてください。
ほんと、一度入れたら捗り過ぎて手放せなくなります。笑
AutoHotKey本体についても少し書こうと思いましたが、それは次回にでも。。