「EAC(Exact Audio Copy)」のセキュアモード(エラー訂正)が終わらない?
CDリッピングソフトは、昔はCDexを使っていて、その後より高機能なEACの存在を知り、乗り換えて来ました。
乗り換えの切っ掛けは、傷のあるCDでたまに取り込みが正常に行えてない曲があったので、エラー検出ができる機能が気になったためです。
設定は色々とあるので、使い方等々は他の紹介を参考にして頂いて、、
ここでは、その読み取りモード(ドライブオプションで選択できるモード)で選択できるエラー検出と訂正ができる、「セキュアモード」についてのお話。
EAC読み取りモードには、セキュア、パラノイド(非推奨)、シンクロナイズド、バーストがあります。
パラノイドは旧EACのモードで、非推奨(ドライブによって問題が出るらしい)なので割愛。
バーストは、通常のリッピングソフトと同じような、エラー訂正無く一気に読み込むモード。
(訂正は無いが怪しいところはバーストモードに限らず最後に結果をログ表示してくれる)
シンクロナイズドは、バーストと同じ1回だけの読み込みながら、速度を上げていきながら?読み込んでいき、エラー訂正も行っているらしい。
(ただ、今まで使ってきてバーストと差を感じたことはありません)
そしてセキュアが、エラー訂正行って行きながら読み込むモード。正確に読めるまで読み込みを繰り返します。
通常は、最も正確に読み込めるセキュアモードにしておけば良い、、と言いたいところなのですが、
明らかに傷があって、常に特定の箇所でノイズや音飛びが発生するようなCDだと、エラー訂正をし続けて終わる気配が無いのでその時は仕方なくキャンセル。
そのため、結局通常はバーストで取り込んでログでエラーを確認し、実際に取り込めていないようなら、速度を変えたりとかシンクロナイズドモードに変えて見たりして何回かトライし、上手く取り込めればラッキーと言う使い方をしていました。
ある日ふと思ったのが、エラー訂正を辛抱強く待ったらどうなるのだろうか、と言うこと。
そこで、バーストやシンクロナイズドで何度やっても全く取り込めない箇所(しかも数十秒の音飛び)のある曲を、セキュアで夜間動かしっぱなしで挑戦。
これが結果です。
1曲に4時間半以上掛かって、無事完了していました。
そして曲を聴いてみると、、なんと音飛びもなく取り込めてるではないですか!
と言う訳で、他のリッピングソフトでは取り込めない曲がEACでは取り込めるかもしれない、と言うこととEACを使っているけど取り込みが止まってしまう(様に見える)ためセキュアモードを使っていない人がいたら、辛抱強く待てば正確に読み込みが完了するかもしれない、と言うことをご参考にして頂ければと思います。
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